先進国の家電製品の行き先2016.06.30
富士見市 ふじみ野市 宅配弁当
「環境破壊と健康被害」
先日、テレビを見ていて深く考えさせられた事がありました。
今や、毎年、毎月発売され売れていく家電新商品。
では、使わなくなった古い家電はどこに行くと思いますか?
国内のリサイクル?
専門の施設で適切な処理?
もちろん、それもあります。
しかし、先進国の多くの中古家電は
ガーナなどの発展途上国に回ります。
「まだ使える中古家電」
という名目で。
実際、使える物はいいですよね。
現地の人からすれば、高い新品より安価で手に入るわけですから。
しかし、現実は毎日何トンも輸入される家電のうち、
「修復可能・中古利用可能」な状態な物は全体の
13%
当然、残りの87%はゴミです。
で、このゴミ。ガーナの中心部にある湿地帯にポイっ!とされます。
その面積は東京ドーム23個分。
ここからが、問題。
電化製品は中にアルミや胴などの金属が入っています。
この金属を現地の貧しい人たちが回収しています。
そして最終的にはまた先進国へ戻っていく・・・。
その方法は。
ただただ、家電を燃やすのです。
燃やして残った金属部分をお金に変えて生活されています。
当然。湿地帯で燃やされた電化製品は多くの
有毒ガス
水銀などの有害物質を空気中や土壌に撒き散らします。
その水が川に流れ家畜・魚の体内へ回ります。
最終的に人間へ。
ええ。日本にも過去に同様の事故がありました。
先進国で生活する人間として考えなくてはなりません。
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